〜生誕80年・没後30年特別企画〜

「スティーブ・マックィーン THE LAST MILE 日本語版」出版記念







私もバーバラさんのサイン会に行って来ました。 質疑応答の中に、発売中止になっているジョン・ダゥニー氏の「steve mcqueen」に対して質問がありましたが、バーバラさん、マーシャルさんの二人共、 その本の事は何も知らないとのことでした。少々残念ではありますが、無事にサイン会が終ったことを良しとしてアットホームな気持ちで帰路につきました。


日本に来日される前11月7日のマックィーンの没後30周年の命日の前後にバーバラさんとマーシャルさんは2度目となる英国でのイベントを開催されていました。 その時に現地のテレビ番組に出演されたバーバラさんの動画がアップされました。 彼女が着ている服は、NHKさんが今回制作された「ラスト・イヤーズ」や日本滞在でも着用されているお気に入りで、その他の洋服でも、お気に入りのシャツを何度も着られるほど、 服をモノを大切にされるという事が今回の日本滞在1週間を一緒に同行させてもらい私が一番強く感じたことでした。 それはきっとスティーブ・マックィーンが気に入った普段着を何度も着て、モノを大切にしていたことと関係していると思います。
http://www.mangoitsolutions.co.uk/Temp/BMcQueen.html


ハーレーダビットソンの専門誌「CULB HARLEY(クラブ・ハーレー)」12月号にスティーブ・マックィーンが愛したバイクたちという特集記事が載っています。 実はバーバラさん初来日に、こんな凄いエピソードがありました。21日の夜に東京に着いた翌日、お昼から明治神宮を参拝し、その後竹下通りを案内したのですが、 バーバラさんがハーレーダビットソンのお店に行きたいと言われたので、私は渋谷の東急ハンズ前に連れて行ったのですが、昔あったはずのハーレーのお店は閉店され、 一旦はバーバラさんもホテルへ帰るつもりでした。そこで104へ電話をし、そこから一番近くにある新宿店へタクシーに乗って行きました。 バーバラさんは、お店に着くなりTシャツを2枚選ばれ、即購入。店員さんが包装をされている間に、店内に置かれていた雑誌をパラパラとめくっていたら、 いきなりバーバラさんが大声を発し、何事かと駆け寄ったら、そこには日本版「THE LAST MILE」に発売予告記事と彼女とスティーブの写真が載ったページが5、6ページもあるではありませんか。 バーバラさんが日本に来て最初に手にした雑誌にご自分の「THE LAST MILE」の記事が載っているなんて偶然や奇跡というより、運命的な出来事に私たち全員が驚きました。 彼女はその場で2冊同じ本を購入され、店員さんたちと記念撮影などをし、お店のブログにも写真とイベントの告知をしていただきました。 ホテルへ帰るタクシーの中でも、バーバラさんは本当に興奮しっぱなしでしたし、もし私がバーバラさんの時差や体調を考慮し、渋谷からホテルへ帰っていたら、 このパプニングが起こらなかったと思うと、やはり起こるべこして起こった運命的な出来事だったと思います。
http://www.clubharley.jp/magazine
http://ameblo.jp/hd-shinjyuku/page-2.html


無事にバ−バラさん日本滞在の一週間が終わりました。 京都、奈良、鎌倉観光を含めNHKさんと、会社のおかげで成田空港のお迎えから、最後の帰国まで全部私が付き添い、初来日の日本を満喫してもらえたようで、 今度は兄弟と一緒に日本に着たいので、また案内を頼みますと言われました。 またノッチさんにも連絡をとり、金曜日は朝の5時まで仕事だったのですが駆けつけて下さり、夜のイベントまで楽しんでいただけました。 土曜日のコンサ−トも素晴らしく涙を流しながら私は鑑賞させてもらいました。 またリンクも貼って下さり、予定されていたサイン会の80名もクリアー出来、大盛況でイベントが終わることができました。 本当にありがとうございました。


サイン会は当初聞いていたよりちゃんと人が集まっていたと思います。 昨日の音楽演奏会にも行って来ましたが、弦楽器のみのカルテットで管楽器が入っていないせいか迫力はありませんでしたが、 弦楽器の優しい音色にマックイーンの映画の所謂メジャーな部分だけの音楽だけではなく、シーンが思い出されるセンスの良い部分をピックアップされていてそれはそれは 音楽を聴きながら"なんで死んじゃったの、なんでいないの・・"と哀しくなり号泣しそうになるのを 我慢するのに必死でした。一人で聴いていたら間違いなく号泣です。そんなとってもステキで感動的な音楽演奏会でした。 その他、今回初めて知ったのはマックイーンのお父さんは曲芸のパイロットではなく、海運商人(?)だったそうです。 恐らく捨てられたお母さんがマックイーンに父親の職業を話するのに曲芸のパイロットだったと言った方が格好がつくのでそう言ったんだろう、との事でした。


本日「THE LAST MILE 日本語版」出版記念 バーバラ・マックィーンさんに会ってきました!
ここ最近の1週間はエキサイティングでした。21日の日曜日にバーバラさんのプレゼントを購入すべく鎌倉の鎌倉彫りがいいのではないかと鎌倉駅を散策。(私は鎌倉市在住です) 1軒、2軒と鎌倉彫りのお店に入りましたが、何故かしっくりとせず、3軒目のお店で何気に店員さん(40代半ば女性)にお尋ねしました。
私 「外国人が買う『鎌倉彫り』は、どれが人気がありますか」
店員 「大きなものが好きらしいので、鏡やお盆が多いですね」
私 「そうですか。なにぶん、初めて会う女性で60歳前のアメリカ人女性ですから、何が良いかと迷っているんです」
店員 「そうでしたか。どのような女性なのですか」
私 「初めて会うのでわかりません。なにせ、サイン会で会うのですから」
店員 「サイン会?どなたですか?」
私 「スティーブ・マックィーンってご存知ですか?」
店員 「スティーブ・マックィーン?知ってますよ。もちろん!」
私 「彼の奥さんが日本に来るんですよ。出版する写真集の日本語版記念で」
店員 「知ってます!バーバラ・マックィーンですよね。彼女に会うのですか?主人も私もマックィーンが大ファンなんです。今NHKで放映してますよね。 映画とか、ドキュメンタリーとか。見ましたよ。彼女はモデルでしたよね。だったら、品物を私に選ばせてください。櫛なんかいいですよ。 絶対、気に入ると思います!いかにも日本的で興味を示すと思いますよ」
そういう訳で、櫛を購入しました。
27日当日です。「THE LAST MILE」著者のバーバラさん、マーシャルさんがいらっしゃいました。 トークショーで司会者の姜尚中さんが、ご親切に「会場の皆様でご質問があれば?」と振ってくださり 私が6番目くらいで挙手して・・質問させて頂きました。
Q:同い年の俳優でクリント・イーストウッドがいますが、マックィーンは彼を意識・ライバル視していたのでしょうか?
A:お互い知った仲で、尊敬しあい仲が良かったですよ。(マーシャルさん)
話は元に戻り、鎌倉彫りです。 サイン会で私が予約できたのは7番目。 7番目にバーバラさんとマーシャルさんのサイン会の機会となったのです。 細かいですが、1番目から5番目まで女性。 6番目がスーツ姿の男性の方で、7番目が私。 ところが、男性で2番目の私はかっこいいスーツ姿でなく、「ハンター」でマックィーンが着用していたビンテージジャンパーで挑みました。 マーシャルさん:「THE HUNTER Costume?」と笑っておりました。 それはそれで、私が日本語で「プレゼントです。櫛です」とバーバラさんに渡すと、通訳の方が彼女に訳してくれて 彼女「あけてもいいですか?」 私は「もちろん!」櫛を見て喜んで頂きました。 ただ、横にいたマーシャルさんが笑いながら「バーバラの髪の毛、その櫛で磨いだほうがいいよね
?」と私にけしかけ、「そうですね!」と私が言ったらお互い爆笑しておりました。 (バーバラさんの髪は、お年のせいか・・マーシャルさんが「からかうほどカサカサの状態」だったのです。・・ここだけの話) 最後にバーバラさんと握手をしました。鎌倉彫り櫛をもらったあの笑顔は忘れられないです。 アメリカ人の慣習は知りませんが、プレゼントを本人の前で空けて笑顔を振りまく・・ 本当に嬉しかったです。なんて純粋な人なのでしょう。あの一瞬は忘れないです。 心からお礼を申し上げたいです。
最後に・・マックーンサイトのおかげで、今回のサイン会に参加できました。御礼申し上げます。有難うございます。





<<