FAQNews 356〜360



360. 今年の10月25日にロスにあるピーターセン自動車博物館にて、 マックィーンの最初の奥さんであるニールが保有しているマックィーンの遺品オークションが開催されます。 主催は2年前のバーバラさんの時と同じボンハムスですが、詳しくは随時サイトの方にアップされるでしょう。 今回の開催は驚きでした。オークションにはマックィーンのバイクに自動車、その他遺品が出品予定なのですが、 ニールが保有している遺品などは、息子のチャドに譲り渡すかMcQueen家でこの先も保有していくものだと思っていました。 ニールはマックィーンの伝記映画がハリウッドで製作される方に力を注いでいたと思っていましたし、この時期あえて手放す理由が思い当たりません。 しかし何はともあれ見たことのない貴重な物が出品されることになるでしょう。 今回のオークションの宣伝に使われているのは「サンパブロ」の時のマックィーンの中国ビザですが、ファンはオークション・カタログだけでも手に入れたいものです。
A. 数回のオークションでかなりの遺品が多くの方の手に渡ってしまいましたが、私個人の思いとしては(資金面等運営は難しいでしょうが)マックイーン・ミュージアムを作って、膨大なコレクションの数々を末永く残して欲しかったですね。

追記:「砲艦サンパブロ」撮影時発行の中国ビザの写真(オークション招待状)が、下記サイトに掲載されています。
http://members.tripod.com/~stvmcqueen/bauction.html
http://www.mcqueenonline.com/forum/viewtopic.php?f=7&p=11644

追記:ピーターセン自動車博物館のカレンダーにオークションが掲載されました。
http://www.petersen.org/default.cfm?DocID=902&CalendarID=669

追記:ボンハムスでオークション・カタログの販売が開始されました。価格は$60だと思います。
http://www.bonhams.com/cgi-bin/public.sh/pubweb/publicSite.r?sContinent=usa&
screen=carsusapetersen

追記:オークション出品の品々がボンハムスのサイトにアップされました。 ニールの出品はLot71〜Lot179で、その他マックィーン関連品がLot180〜Lot212になります。
http://www.bonhams.com/cgi-bin/public.sh/pubweb/publicSite.r?sContinent=EUR&
screen=Catalogue&iSaleNo=16122

追記:24日のオークションでのニール・アダムスのインタビューが、さっそくYouTubeに動画をアップしてくれています。 インタビューはオークション開催前日のようでニールも発言していますが、今回のオークションは景気が悪い中で行われるので高額の落札にはならないことも予想されていました。 結果は2年前のバブル経済の真っ最中のようなことはなく、常識的な価格で終わっています。 追加されたLot 132A マックィーン本人の1975年発行のパスポートも$9000ドル(約85万円)でした。
http://jp.youtube.com/watch?v=DMro7uNXW7k
http://jp.youtube.com/watch?v=MSG6VkoPthU&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=V_s24SucA00&feature=related

追記:今回のオークションの別映像がYouTubeにあります
http://jp.youtube.com/watch?v=mFLsTkBgOB4
http://jp.youtube.com/watch?v=mFLsTkBgOB4

追記:ドイツのテレビ局だと思うのですが、オークションの時のニュース映像があります。(09.8) http://www.youtube.com/watch?v=YnvE1SzJE0c&feature=fvw


359. 「栄光のル・マン」のオープニングでマックィーンが乗って登場するポルシェ911がFLY社より1/32のスケールで発売されました。 今までもマックィーンの愛車がおもちゃとして発売されたことはありますが、普通に発売している911のミニカーと、メイキング・オブ・ル・マン・コレクションとして売る911のミニカーはやはり付加価値が付いて売り上げにも貢献するのでしょう。
http://www.topslotsntrains.co.uk/topslotsntrains/final.asp?id=3995&manufacturer=
'Fly'
A. 今までもFLY社やAUTOart社などから917K・XKSS・ムスタングのモデルは発売されましたが、 911は初めてでしょうか?ナンバープレートも作品と同じなので、まさにマックイーンモデルですね。


358. 「大脱走」のトンネル「ハリー」のサイトがあります。 かなりレアなサイトだと思うのですが、クリックするとそれぞれの箇所の説明が見られます。
http://www.kerman94.com/tunnelharry.html
A. 凝った作りの面白いサイトですね。想像もつかないサイトがあることにも驚いてしまいます。


357. マックィーンがもっとも大切にしていた愛車ジャガーXKSSのレプリカが現在e-bayオークションにて出品されています。 Dタイプのストリート・バージョンとして製作されたのがXKSSですが、1957年の火事により在庫も治具も燃えてなくなってしまったため、生産中止を余儀なくされました。 そのため生産台数は16台(加えてDタイプからのコンバージョンが2台製作された)しか作られていません。 マックィーンは当時ビバリーヒルズの街中を走っていたXKSSを見かけ、当時のオーナーから購入しボディーが白で内装が赤だったのを、好みでボディーを濃緑に塗り替え、内装も黒の本皮に変えました。 マックィーンはXKSSを購入後何度もスピード違反で捕まり、免許を失いそうになりました。 またこのXKSSはレースに出場するには貴重すぎるとして有名なカー・コレクターのビル・ハーラーさんに売却しましたが、でも直ぐに後悔し買戻しました。 ラスベガスで行われたオークションでこのXKSSを落札されたのは、あのロスにある有名なピーターソン自動車博物館のピーターソン夫婦で94年の500万ドルの 寄付によりオープンした博物館は2000年に経営危機になりましたが、再びピーターソン夫婦が2400万ドルを寄付し現在は非営利団体となって経営されていますが、 その博物館の目玉の1台がこのマックィーンの愛車であったXKSSです。 現在ではクラシック・ジャガーの中で最も価値のある車の中の1台として知られていますが、レプリカであってもとても貴重な
1台ではないでしょうか。 アメリカで作られたようなので本物とは違い左ハンドルになっていますが見るだけでもワクワクする1台ですね。
http://cgi.ebay.com/ebaymotors/Replica-Kit-Makes-XK-XKSS-Jaguar-XK-1956-J
aguar-XKSS-D-Type-Replica-Steve-McQueen-Ralph_W0QQcmdZViewItemQQ_trksi
dZp3286Q2em14Q2el1318QQhashZitem280242665740QQitemZ280242665740
A. 出品の車は特にマックイーン・モデルを意識したものではないように思いますが、もしファンの方が落札したら同じように塗装や細部も手直しするのでしょうかね。 レプリカでもマックイーン気分?

追記:何か大きなイベントがあったのでしょうか。あのマックィーンのジャガーXKSSの動画がいくつかYouTubeでアップされています。
http://jp.youtube.com/watch?v=uiMleLYbH-A&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=f_OyjUYf4RU&NR=1
http://jp.youtube.com/watch?v=lIyyw78xiDU&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=vnRA36sO_4Q&feature=related


356. またまた驚きのニュースです。あの名作「パピヨン」までもリメイクに向けてプロジェクトが動いているそうです。 スペインの新興製作会社Atlanta Canariasがこのほど原作を映像化するオプション権を獲得。ロサンゼルスを拠点とするブランコ・ラスティグ(「グラディエーター」「シンドラーのリスト」)、 ジョン・ケリー(「ブラック・ダリア」)という2人の映画プロデューサーとともに製作する。現在は企画開発の初期段階で脚本家も監督も決まっていないという。 リメイク版は2009年9月のクランク・インを予定している。撮影の90%はカナリア諸島で行われることになる。製作費は9000万ドル程度で、そのほとんどがカナリア諸島の投資税控除制度を利用した資産家たちからの投資によるものだという。 Atlanta Canariasはカナリア諸島の自治州政府の支援を受けて今年5月に設立された。現在はカナリア諸島のテネリフェ島に撮影スタジオを建設中だ。 マックィーンの出演作品がこんなに沢山リメイクされるのは彼の人気や作品の質の高さの証明でもあるのでしょうけど、脱獄や脱走はマックィーンの代名詞であり、 マックィーンが一番熱演をした「パピヨン」までも当時と同じように巨額の予算を組んでリメイクをするというのは本当に大きな賭けではないでしょうか。私の中ではこの「パピヨン」役をするスターの名前が浮かんできません。
http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000666oh.html
A. リメイク版が本作を超えるものは少ないように思います。ましてマックイーンの作品となると、リメイクの出来そのものより思い入れで比べてしまいます。 今回の計画にはいろいろ裏事情もあるようなので、実現の可能性はどうなのでしょうね。

追記:「パピヨン」役にロバート・ダウニーJrの名前が上がっているようです。
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/celebritynews/2438656/Robert-Downe
y-Jnr-tipped-to-star-in-Papillon-remake.html





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