295. ハリウッドではにわかにマックィーンの伝記映画製作について慌しくなってきているようですね。 「007 カジノ・ロワイヤル」で脚光を浴びたダニエル・グレッグがマックィーンに雰囲気が似ている事でバーバラが彼をマックィーン役に熱望したら、 今度はニールさんが再販した彼女の本「マイ・ハズバンド マイ・フレンド」の映画化を熱望しそれを支持しているハリウッド関係者も多く、 彼女は彼女で自分のニール役を女優エヴァ・ロンゴリアに演じてもらいたいと言っている。 先月もエンクワイラー誌で彼女の本を元にハリウッドがマックィーンの映画制作に興味があり水面下で動いているとの情報があり、 やはり1番難しいのはあのマックィーンを演じられる役者探しのようです。 〜(中略)〜 個人的には日替わりでたくさんの職業を経験していた頃のエピソードを多く見せてもらいたいですし、レース仲間との知らない友情話も描いてもらいたいですね。 最低でも「アビエイター」くらいの長さで興行成績優先じゃない重みのある3時間近い映画であってほしいです。 更に「ブリット」のリメイクに続き、また「トーマス・クラウン・アフェアー」風のブロズナンとアンジェリーナ・ジョリーとの犯罪映画、また「ブロブ」の再々リメイク話しもあるみたいです。 |
A. 「ブリット」のリメイクに続きまたまたうれしい話題ですね。想像しただけでもワクワクします。
ただ「伝記」となると配役ももちろんですが、脚本によほど魅力がないと興行的な面で実現はかなり難しいでしょうね。
もちろんファンとしては、マックイーンの魅力や映画界に残した功績をあらためて知ってもらうためにも、
ぜひ素晴らしい伝記の製作・公開が実現することを望んでいます。
追記:ピアーズ・ブロズナンが「華麗なる賭け」のリメイク「トーマス・クラウン・アフェアー」の続編へとの噂がありましたが、MGMより監督に「氷の微笑」「トータル・リコール」「ロボコップ」 の名匠ポール・バーホーベンに決定しました。タイトルは「The Topkapi Affair」になるようです。 ブロズナンの主演は決定しており、相手役はアンジェリーナ・ジョリーが濃厚との事。バーホーベンのドライな感覚がどんな続編を撮るのか今から楽しみです。 公開は2008年の予定。 http://www.cinematical.com/2007/11/11/paul-verhoeven-to-direct-thomas-crown-affair-2 追記:マックィーンの伝記映画が作られるなら誰がマックィーンを演じるのか?の話題でとりただされる筆頭俳優がダニエル・グレッグなのですが 「You Tube」で面白い映像がありました。 http://jp.youtube.com/watch?v=9qYRUvF05no 追記:マックィーンの伝記映画についてハリウッドではマーシャル・テリル著の「Steve McQ ueen Portrait of an American Rebel」を元に パラマウンド映画が製作に動き出したようです。 1956年の「傷だらけの栄光」のデビューまでの生い立ちとそれから年代順に話が進み、ニール、アリ、バーバラなどにも取材協力してもらい 車、バイク、ドラッグの私生活のスティーブの真実の姿を描いていくと製作側から強いコメントが出ています。(09.1) http://www.variety.com/article/VR1117998479.html?categoryId=13&cs=1 追記:マックィーンの伝記映画の企画が進んでいるようです。Marshall Terrillが執筆したマックイーンの伝記「Steve McQueen:Portrait of an American Rebel」の映画化権を、 プロデューサーのマイケル・セレンジーとクリスティン・ピータースが獲得し、2人の製作会社Cer enzie-Peters Productions がファーストルック契約を結んでいるパラマウントで企画開発が進められるものと見られています。 Arthaus Productionsのブライアン・オリバー 、チャック ・ロックも共同で製作に当たるそうです。 「傷だらけの栄光」で映画デビューを飾ってからのハリウッドでの活躍を中心に、カーレースやドラッグ、3度の結婚など、奔放な私生活が描かれる予定で、セレンジーとピータースによると、すでに監督候補と最終交渉に入っているようです。(09.1) 追記:伝記映画のニュースですが、複数のところから情報が出ていますけど、去年あったニール・アダムスさんが書いた「My Husband My Friends」を元にスティーブの映画を作るという方のプロジェクトも消えたわけではないそうです。 想像するに、やはりスティーブを演じられる役者がいないのがこの伝記作りの難しいところなんだと思います。雰囲気ではダニエル・グレッグが一番似ていると言われていますが、 バイクなどを乗りこなしているユアン・マクレガーも候補になっています。 二人には共通点があり最初に「007」の6代目ボンドにオファーがあったのはユアンでした。身長もほぼ178cmでマックィーン並。 ダニエルは歴代ボンドの中では背が低いために「007」ではシークレット・シューズを履いています。 ユアンはいつも前髪を立てている髪型をしていますけど、スティーブ風に下ろせば結構いけると思います。 ダニエルは筋肉が付きすぎている感じもありますし渋い雰囲気はマックィーンに似ていますが、お茶目なスティーブの方の顔をさせればユアンに軍配が上がるでしょう。 少年期が違う俳優が演じても56年頃からの初々しいマックィーンから晩年のマックィーンを演じるとなるとユアンの方が演じられる要素が多いように思います。 特に私生活の車・バイクの激しい乗りっぷりまでスタントマンやCGカメラワークでごまかされるとファンとしては醒めてしまいますからね。 ダートを激しくバイクで走っている姿はユアンの方が似合っていると思います。 生意気、お茶目、孤独感、動きの中でのかっこよさなど色々な面でスティーブを演じる俳優には条件が厳しいですね。ユアンの問題点は英国なまりの英語でしょうけど、さてどうなるのでしょうか・・(09.1) http://jp.youtube.com/watch?v=hVdHdJcuppU&feature=related http://www.filmstalker.co.uk/archives/2009/01/second_steve_mcqueen_biographi.ht ml http://www.digitalspy.co.uk/movies/a142416/steve-mcqueen-biopic-in-developmen t.html http://www.collider.com/entertainment/news/article.asp?aid=10465&tcid=1 追記:以前にお知らせしたものとは別に、新たなマックィーン映画の企画が進んでいるようです。(09.1) http://www.varietyjapan.com/news/movie/2k1u7d00000ilvsq.html 追記:(伝記映画とは無関係ですが) 女優のヘレン・ハントが初監督・主演・脚本を務めたヒューマン・コメディ・ドラマ「Then She Found Me」 物語は40才を目前にして夫に捨てられ、育ての母を亡くしたエイプリル(ヘレン ・ハント)。 ところが突然産みの母親(ベット・ミドラー)が現れ、エイプリルに会ったこともない父親の名前を明かします。 それがスティーブ・マックィーンだったのです。そんなユニークな設定で映画は始まり、崖っぷちにいた女性が直面する波乱の人生をハートフルに描くた作品なのですが 日本未公開でDVDも発売していません。海外版では入手できますがぜひ観てみたい映画です。動画で父親を打ち明けるシーンが見られます。(09.2) http://www.videodetective.com/TitleDetails.aspx?publishedid=880505 http://www.afpbb.com/fashion/2856255 追記:「Then She Found Me」(邦題「いとしい人」)が4月に恵比寿ガーデンシネマで公開されるようです。(09.2) http://gardenplace.jp/event/itoshii.html 追記:今日のYahoo!ニュースでも取り上げられています。(09.3) 『名作映画「荒野の七人」「大脱走」「華麗なる賭け」などで知られるスティーヴ・マックィーンの伝記映画が製作されることが明らかになった。 ハリウッド・レポーター紙が伝えたところによると、プロデューサーのマイケル・セレンジーとクリスティーン・ピータースの二人が、名優マックィーンの伝記映画を企画しているそうだ。 伝記映画はマーシャル・テリルの伝記小説「スティーヴ・マックィーン:ポートレイト・オブ・アン・アメリカン・レベル」(原題)を基にし、脚本は映画「エラゴン 遺志を継ぐ者」のジェシー・ウィグトウが手掛ける。 映画では、「傷だらけの栄光」でスクリーンデビューを果たし、その後ハリウッドで世界的スターにまで登りつめ、198 0年に肺がんにより50歳の若さで亡くなるまでのマックィーンの波乱の人生が映像化され、 マックィーンの趣味のレースのことやニール・アダムス、アリ・マッグロー、バーバラ・ミンティとの3度の結婚歴と数々のロマンスも描かれる予定だ。現在、今秋からの撮影開始に向けて主演俳優と監督を探しているとのこと。 主演俳優には、これまでにTV「LOST」のマシュー・フォックスがうわさにあがっていたが正式には決まっておらず、名優マックィーン役のキャスティングは難航しそうだ』 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090326-00000005-flix-movi 追記:キャスティングが難航しているようですが、制作サイドの資金面の方も厳しくなってきているようです。 その分しっかりした脚本を書いてもらい、失敗できないと奮起してもらえればいいのですが。(09.3) http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200903230053a.nwc 追記:再び「マックィーンの絶対の危機(The Blob)」がリメイクされるそうです。 制作費3000万ドル(28億円)だそうで、来春から制作にとりかかるようです。(09.9) http://themovingpicture.net/rob-zombie-to-direct-remake-of-the-blob |
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294. 先日のクリスティーズ・オークションに出品されたマックィーンのフェラーリ250GTルッソの映像とオークションを伝えるニュースです。
http://jp.youtube.com/watch?v=THPtj7slKmU&mode=related&search http://jp.youtube.com/watch?v=dkbVzdv9egQ&mode=related&search おまけ マックィーンのバイクを購入したお宝自慢?映像 http://jp.youtube.com/watch?v=jHUhDfBOyHE&mode=related&search |
A. お知らせいただいた映像をちょうど見ていました。光とかライトの関係もありますが、実際のカラーは想像していたものよりだいぶ茶色に近いようですね。
追記:$2,310,000(≒2億6000万円)で落札されました。 |
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293. マックイーンがB.V.D.のアンダーウェアを愛用していたという噂を耳にしました。 事実関係をご存じでしたら、教えていただけませんでしょうか?“逸話”レベルでも結構ですので、情報をいただけると幸いです。 |
A. だいぶ以前にそのような話を聞いた?気もしますが、記憶が定かでありません。 またそれを裏付ける写真や文章も見つけることができませんでした。 |
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292. ブルースの葬儀での映像でこちら側からのショットの映像はご存知でしたでしょうか? http://jp.youtube.com/watch?v=q2b0KV2xwWI こちらは もちろん知っているのですが。 http://jp.youtube.com/watch?v=9RmF8lklPuQ&mode=related&search |
A. ブルース・リーがブームになった時、私もほとんどの作品を映画館で何度も観ました。
葬儀の様子は「ブルース・リーの生と死」に収録されている?ようですが、観たことがありませんでした。
マックイーンとコバーンが写っているモノクロの写真しか知らなかったので、お知らせいただいた映像はどちらも初めて観ました。
珍しい映像ありがとうございます。さすが国民的なスターだけあって、想像していたよりずっと盛大な葬儀だったようですね。
追記:ブルース・リーの「THE LOST INTERVIEW」(パイオニアPIBW7029)の中で、「彼(マックイーン)は格闘家だった・・」の 短いコメントが言い残されています。リーとマックイーンとの師弟関係の記事、作品等何か御存知でしたら教えて下さい。 葬儀に出席したり、リーのコメントからしても、熱心に道場に通ったり 親密にしていたことがうかがわれますね。 ただそれらを伝える記事や写真がないのが残念です。 追記:「ブルース・リー メモリアル」(リンダ・リー著 柴田京子訳/94年 キネマ旬報社)の中で、 マックィーンは亡くなったブルース・リーを振り返ってこう語っています。 「僕は1968年か69年ロサンゼルスでブルースに会った。僕はマーシャル・アーツというものに全く関与していない。 専門家でも何でもない。ブルースは単なる個人的友人で僕は大好きだった。 くさった気分でいるときなんかに電話が鳴るとブルースなんだ。どうしてかけてきたのかはわからない。 彼はただ『何だかかけた方がいいような気がしたんだ』といっていたものだった。 ブルースは毎日の生活について、優れた素晴らしい哲学者だと思った。 僕はマーシャル・アーツに関する彼の理論やアプローチに心が奪われてしまった。 彼はおのれの何たるかを見出す事に打ち込んでいた。人々に対する彼のコメントは『己を知れ』だった。 マーシャル・アーツを通して己を知れという事だと思う。マーシャル・アーツは彼の分身のようなものだった。 しかしブルースは、日常生活の中でも自分というものを知っていた。 彼の頭の良さは、己を知る事を通して会得したものだ。ふたりで、それについて延々と熱い議論を闘わせたものだった。 人生で何をしようと、自分というものを知らなければ、人生の何一つとして喜びとする事は出来ないだろう。 これは今日立派な人間であるかどうかの決め手だと思う。己を知っているかどうかなんだ。 僕は葬式が嫌いだ。やりきれないし。しかし、それが親しい友人で、その友人が逝ってしまったのなら彼に別れを告げ、 周囲の人々の気を少しでも楽にしてあげようと思う。僕はブルースについて色々な事を考えた。 彼は素晴らしい男だった」 私の知っているかぎりでは、マックィーンがブルース・リーについて語った公文はこれのみになります。 パット・ジョンソン氏もマックィーンが空手を含めたマーシャル・アーツについて私にこう語ってくれました。 マックィーン本人はマーシャル・アーツを習得する事は自分が強くなるとか鍛えられるとかには興味がなく、マーシャル・アーツの世界そのものが 哲学であり芸術であるから魅了されていたと説明して下さりました。 またマックィーンの実力は最終的には黒帯3段か4段の実力がありましたが、1度も段位の習得をしませんでした。 マックィーンの空手はパットさん自身も非常にアグレッシブであったと語って下さりました。 この感想はブルース・リーと同じになりますし、「ブルース・リー メモリアル」でのマーシャル・アーツに関する感想とパットさんが語るものも同じになりますね。 ブルース・リー本人は自分の事をこう呼んでいました。 oriental Steve McQueen(東洋のスティーブ・マックィーン) ブルース・リーの「LOST INTERVIEW」です。 時間でちょうど10分を過ぎた時にリーがマックィーンについて語っています。 http://jp.youtube.com/watch?v=eZ0RF_QetSQ 追記:新刊「ブルース・リー最後の真実」(松宮 康生著 ゴマブックス)で、ブルース・リーをよく知る匿名のX氏との対談記事の中で、 ブルース・リーとマックィーンは本当に仲が良く兄弟のようであったそうで、ブルースが個人レッスンをしていた人の中でマックィーンにだけ無料で教えていたそうです。 一方、コバーンやポランスキー監督からは高額のお金で個人レッスンをしていたそうです。 また今は約束で名前は出せないが、ブルースの個人レッスンを受けている最中の有名人の映像もあるそうで、ある時期まで世に出せないとのこと。 それがマックィーンのことなのかはわかりませんが、興味がそそられる文章でした。(08.9) |
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291. 8月のクリスティーズオークションのクラッシックカー部門のカタログ販売が近日始まります。 また、共同通信社の映画雑誌「MOVIE」でマックィーンの誕生月という事で、08年3月発売の号で特集が組まれる可能性がある様です。 流動的であまりあてになりませんが・・ |
A. クリスティーズの「The Steve McQueen Ferrari」で、クラクストンのインタビューやレストアの模様を特集しています。
レストアについては想像以上に手を加えられているようですね。個人的にはオリジナリティという点ではどうなのかな?という思いがありますが・・ http://www.christies.com/home_page/home_page.asp 「MOVIE」誌のマックイーン特集号はぜひ発行して欲しいですね。 追記:9月21日発売のNO.3ではポール・ニューマンの特集号だったのですが、ライバルであったマックィーンの写真と記事も載っていました。 日本では近年にない質の高い映画雑誌ですので是非マックィーンの特集もしてもらいたいです。 http://kk.kyodo.co.jp/pb/movie/index.html |
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